アルコール・薬物依存症
アルコール・薬物依存症について
- 薬物依存症とは、薬物の効果が切れてくると、薬物が欲しいという強い欲求がわき、その欲求をコントロールできずに薬物を使ってしまう状態をいいます。
- アルコールは麻薬やコカインのように、依存性のある薬物です。そのため、長年にわたって大量に飲酒し続けると、脳に変化が起こり、飲酒のコントロールが出来なくなってきます。
- アルコール依存症の人は、飲酒のコントロールが効かなくなる体質に変化しているので、回復するためには「節酒(飲酒量を少なくすること)」ではなく「断酒(酒をやめること)」しかありません。節酒ではまた元の大酒飲みに後戻りをしてしまいます。
こんな時注意!
- 一人で隠れて飲んでいる
- ブレーキがきかず飲んでしまう(抑制喪失)
- 身体の病気にかかる
- 飲んだ時の行動を覚えていない(ブラックアウト)
- 最初は気晴らしで飲んでいたのがだんだん量が増えてくる
- 切れ目なく酒を飲み、記銘力・集中力の障害(持続酩酊)や不安・イライラ・眠れないなどの症状がある